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肌の水分保持力を高めて、肌の水分量を増やすには?

潤いを担うバリア機能の8割はセラミドの働き ⇒セラミドに注目して、肌のバリア機能を高める!


肌みずからが「保湿物質」をつくりだし、角層内に水分を蓄えておける状態になっていれば、たとえば外の湿度が0%であっても肌の水分は蒸発しません。


ただ、何らかの理由で肌が「保湿物質」を作り出せなくなったり、量が減ってしまったりすると、肌内の水分を抱えていられなくなるので、乾燥するようになってきます。


角層内で水分を守っている保湿物質には、「皮脂(皮脂膜)」「天然保湿因子」「細胞間脂質(主成分がセラミド)」の3つがあり、互いに協力して潤いをキープしつつ、肌を外部刺激から守っています。肌のバリア機能といわれるのはこの3つの保湿物質の働きによるものです。


いずれも肌を乾燥や外部刺激から守る重要な役割を担っていますが、なかでも一番重要なのが「細胞間脂質(セラミド)」です。というのも、角層の水分保持を担う割合でいうと、「細胞間脂質(セラミド)」がおよそ80%近くを担っているからです。


※「天然保湿因子」は20%弱、皮脂にかぎっては1~3%程度。


そのため、いかに「細胞間脂質(セラミド)」を強化するか、あるいは守るかということが、乾燥や外的刺激から肌を守るバリア機能を維持するために必要なことであり、肌の水分保持力を高めてうるおいを維持するうえで一番重要なことになります。

間違ったスキンケアによるセラミドの流出をまずは食い止めること。

細胞間脂質の主成分がセラミドです。


細胞間脂質のおよそ50%を「セラミド」が占めており、その他細胞間脂質を構成する成分には、「遊離脂肪酸:20%」「コレステロール:15%」「コレステロールエステル:10%」等がある。

※出典:『化粧品成分用語事典2012』中央書院 鈴木 一成【監修】(2012)


肌の水分保持力はセラミドが担っているといえるため、保湿ケアにおいてはセラミドが流出しないように守り、セラミドが不足していれば補給するといったことが最も効率がよく、効果のある方法になります。


そして、まず最初に取り組むべきことは今ある肌のセラミドを守るということになります。


「洗いすぎ」「触りすぎ」「擦りすぎ」といった間違ったスキンケアで肌のセラミドが流出してしまっていることや生活習慣が乱れていることで肌の新陳代謝が悪くなり、その結果として肌のターンオーバーの過程で産生されるセラミドの量が少なくなって、乾燥肌や敏感肌の原因になっていることがあるからです。


今あるセラミドを守るためには、以下に挙げるような間違ったスキンケアや生活習慣を見直すということが最優先です。

ペケ印 洗浄力の強いクレンジングを使っている


クレンジングは界面活性剤の力で油分であるメイク汚れを浮かせて洗い落とすものですが、このときに脂質であるセラミドも洗い落としてしまいます。乾燥肌にオイルクレンジングがよくないというは、洗浄力の強いオイルクレンジングを行うことで、ただでさえ、不足している肌のセラミドが根こそぎ奪われてしまうからです。


特に市販の安価なミネラルオイル配合のクレンジングオイルは脱脂力が非常に強く、肌のセラミドにとっては百害あって一利なしの存在なので、油脂系のオイルを使ったものに買い替えるか、クレンジングをしない日(肌断食)を設けたり、メイクの濃淡にあわせてクレンジングを変えるなどして少しでも肌にかかる負担を減らすようにしないといけません。

ペケ印 肌を擦ったり、叩くことによる肌への負担&微弱炎症


皮膚をグリグリするマッサージであったり、コロコロタイプの美顔器を使って肌を擦る、化粧水をコットンに含ませてパッティングするといった肌を叩くスキンケアは肌に負担をかけますし、肌内部に微弱炎症を発生させてしまいます。


微弱炎症は肌細胞にダメージを与えて老化を促進させてしまうだけでなく、角層の細胞が増殖するスピードが速まって、ターンオーバーが乱れる原因になるのでセラミドの生成に影響がでてしまいます。

ペケ印 紫外線を浴びること


紫外線は肌細胞に直接ダメージを与えるだけでなく活性酸素を発生させる原因にもなるので肌の機能を低下させてしまいます。紫外線によるダメージを受けると炎症が肌内部に起こったときと同じように、紫外線ダメージを修復しようとターンオーバーが異常に早まるなどの代謝機能の乱れにつながるので、セラミドの産生はもちろん、バリア機能の低下にもつながります。

ペケ印 睡眠不足


睡眠不足は年齢に関係なく自律神経を乱し、肌の代謝機能を低下させ、血行悪化を招くため、ターンオーバーを狂わせる原因になります。ターンオーバーが狂ってしまうとセラミドを作る回転率が悪くなるということですから、肌全体のセラミド量も減少して、乾燥や肌荒れの原因を作ってしまうことになります。

不足しているセラミドをセラミド配合の保湿クリームで補う。

セラミドをクリームで補う! 乾燥肌や敏感肌は肌みずからがセラミドなどの保湿物質を生み出せる状態になるまで、スキンケアでサポートしてあげないといけません。


アトピー肌や加齢によりセラミドをつくりだす産生量が低下してきた肌は肌のセラミドの量そのものが少ないというケースもでてきますから、毎日のスキンケアでセラミドを補ってあげることが強固なバリア機能の形成のサポートになり、確実に肌の水分量を増やす方法になります。


セラミドを配合している保湿クリーム、あるいはライスパワーエキスNO.11のように、肌のセラミドを生み出す力をサポートしてくれる有効成分を配合した保湿クリームで、角質細胞同士をつなぐセラミドを増やしてあげることが肌の水分保持力を高める方法として最も効率がよく、効果的といえます。


ちなみに人間の肌には11種類のセラミドがあり、そのうち7つはその働きが解明されているようです。


セラミドの種類と働き


● セラミド1:水分保持機能、外部刺激に対する優れたバリア機能
● セラミド2:高い水分保持機能
● セラミド3:水分保持機能、シワを軽減する機能
● セラミド4:角質の脂質バリア層を作り、保持する機能
● セラミド5:角質の脂質バリア層を作り、保持する機能
● セラミド6:水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能
● セラミド6Ⅱ:水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能
● セラミド7:細胞の増殖分化をコントロールし、皮膚にある菌のバランスを整える
● セラミド8:不明
● セラミド9:不明
● セラミド10:不明


参考URL:セラミドの種類とその違い|セラミド完全ガイド


いずれのセラミドも肌にとって必要不可欠な働きをしていますが、特に肌の水分保持力に影響するのが「セラミド2」です。皮膚に最も多く含まれるセラミドも「セラミド2」ですから、セラミド配合の保湿クリームを選ぶときも、「セラミド2」が配合されているかどうかをチェックして選ぶのがいいと思います。


肌のセラミドは角質層に存在するものなので、セラミド配合の保湿クリームを皮膚に塗ることで充分、浸透させることができます。しかもバリア機能を直接補うことができるので、すぐに潤いを感じられますし、肌にもともとある成分(※)なので、刺激やかぶれもなく安心して使えるものでもあります。


※ヒト型セラミドの場合


食物からもセラミドは摂取できますが、即効性がありませんし、そんなに都合よく、顔のセラミドになってくれるわけではないので、確実にセラミドの効果を実感したいのであれば、セラミド補給はスキンケアをメインに頑張ったほうがいいですよ。


※セラミドの種類についてはコチラもチェック!:セラミド配合ならなんでもいいの?セラミドの種類について

「セラミドを守り、セラミドを補う。」攻めと守りのダブルアプローチで乾燥肌を撃退!

セラミドの流出に注意!

20代の細胞が元気で新陳代謝もスムースな若い肌であれば、スキンケアや生活習慣を見直して、肌にあるセラミドを守るようにするだけでも乾燥肌はよくなっていくはずです。


学生のころは、肌なんて乾燥しなかったのに社会人になってから肌が乾燥するようになったという人がほとんどだと思いますが、それはもうおわかりのように、「メイクをする=クレンジングする」の影響が大きいです。


加齢による肌の新陳代謝の低下でセラミドの産生量が減ってしまうことやストレスが原因で「自律神経の乱れ+血流の悪化=正常な角層を生み出すタイトジャンクションの働きが不活性」が乾燥肌や敏感肌をつくっているというケースもあります。


しかし、そうした加齢やストレスによるセラミドの減少や不足以上に、クレンジングや洗顔料に使われている界面活性剤(※)による「洗いすぎ」のセラミドの流出や「触りすぎ」「擦りすぎ」の傾向がある日本式のスキンケア(※)によるバリア機能の破壊のほうが乾燥肌の原因になっていると思います。


※硫酸酸系洗浄成分(ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸、パレス-3硫酸Na)やスルホン酸系洗浄成分(オレフィン(C14-16)スルホン酸Na)を使っている洗顔料は脱脂力が強いので避けたほうがいいです。

※日本式のステップ数の多いスキンケアは肌を触る機会が多いためバリア機能が壊れやすいということが、ロレアルグループの研究データから明らかになっています。※参考:日本式お手入れは「敏感肌」のもと


肌の水分保持力を高めて、肌の水分量を増やすには、肌にあるセラミドを守り、不足しているセラミドをスキンケアで補うという2つのアプローチが効果的です。その際に気をつけたいのが、「できるだけスキンケアはシンプルに、肌にかかる負担を減らすということ」。


クリームが保湿ケアにおいて不可欠なのは、


セラミドを高濃度含有していること
肌触りが柔らかいので肌に負担がかからないこと
洗顔後は保湿クリームだけというシンプルケアが可能なこと


という、保湿ケアで重要なポイントすべてを兼ね揃えているからです。誇張しているわけでもなんでもなく本当に、セラミド配合の保湿クリームがあれば、それ1つで保湿ケアは事足りるということなんです。

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乾燥肌の本当の原因である「肌の水分保持力の低下」を克服するために、具体的にどんなことに気をつけて保湿ケアすればいいのか、詳しく解説しました。ポイントは今、肌にあるセラミドを守り、補うということでしょうか?