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乾燥肌に必要なのは水分ではなく水分保持力!

あなたの肌が乾燥肌な理由 ⇒あなたの肌がいつまでたっても乾燥している理由


肌のうるおいが失われると、肌の新陳代謝が滞るようになり、バリア機能が低下してしまいます。


そしてそれが、「乾燥する」「刺激に弱くなる」「ニキビができる」といった肌トラブルをはじめ、「毛穴の開き」「シワ」「くすみ」「乾燥小じわ」など肌老化につながる原因になってしまうことも....。


だからこそ、毎日のスキンケアでは保湿が重要になります。


しかし、そんなスキンケアの要である保湿が正しくできているかといえば、いまだに多くの人が化粧水をたっぷり肌につけてあげることが保湿だと思っている状況なので、正しい保湿ケアが行われているとはいえません。


肌を土壌に例えて考えてみるとわかりやすいんですが、水持ちの良い土壌に改良することが保湿ケアの目的であって、土に水をたっぷりかけてあげることが保湿ケアではないってことです。この違い、わかります?


水分を保持できない保水力のない土壌にいくら水を与えてもすぐに蒸発してしまうのと同じで、水分保持力の弱い肌に化粧水で一生懸命、水分補給をしても一向に潤うことがありません。「乾燥肌に水分補給!」これが乾燥肌がいつまで経ってもよくならない理由の1つです。


乾燥肌というのは肌の水分不足ではなく、水分を維持できない肌の水分保持力の低下が問題なんですね。

「化粧水=保湿」という常識は捨てる。

化粧水は保湿ではない! 乾燥肌に化粧水を何度も重ね塗りして水分を補給している人は、わかりやすくいえば、真夏のカラカラに乾いたグラウンドにスプリンクラーで水を撒いているようなもの。水分を与えてしばらくは肌はしっとりしていても、時間が経つとすぐに水分が蒸発して乾燥してくるはずです。


この時点で、肌への水分補給は無意味だと気づかないといけません。


もっと衝撃なことをいうと、肌が水分で濡れてしまうこと自体が乾燥を促進させる原因になってしまいます。水に塗れた新聞紙が乾いた後、バリバリになってしまうのはご存じだと思いますが、濡れた肌にも同じようなことが起こるからです。


肌に水分で濡れると角質細胞がふやけて膨張しはがれやすくなります。水分はやがて蒸発して乾きますが、このときにめくれあがった角質細胞の隙間からも肌がもともと抱えていた水分も奪われて一緒に蒸発してしまうんですね。


お風呂の後に乾燥肌が進む理由

お風呂上りの肌が乾燥するのも同じメカニズムです。


湯船に浸かることで全身の皮膚の角層が水分を吸ってふやけます。グラフを見ると普通の肌状態に比べて肌の水分量が120%近くになるので、一見すると肌は潤っているように思います。


※グラフ:肌の水分量推移グラフ


しかし、お風呂から上がるなり、角層が吸収した水分が一気に蒸発しはじめると、急激に肌が乾燥していくことがわかると思います。これは体温より高いお湯で顔や体を洗ったり、湯船に浸かったりすることで、皮脂膜やセラミドが溶け出してしまっていることも原因です。


皮脂膜やセラミドなどが流出してしまった状態で、さらに角層が水分でふやけてバリア機能が低下してしまうことが重なるので、お風呂やシャワーの後というのは肌が一番乾燥してしまうんです。


「洗顔後は化粧水をたっぷり使って保湿しているのに、全然乾燥がよくならない!」という人もいると思うんですが、そりゃーそうです。化粧水を大量に使うことで角質層をふやけさせて、かえってバリア機能が乱れる状態を作りだすという、肌にとっていいどころか悪いことをしているわけですから。


日本人女性の7~8割が程度の差はあれど、乾燥が気になる肌だというのは、日本特有の気候などももちろん影響しているとは思いますが、毎日の化粧水が原因かもしれないんですね。もちろん、こんな話は、化粧水が一番の売れ筋の化粧品メーカーがスポンサーの美容雑誌やテレビでは教えてくれませんよ。

皮膚科学的にみて間違った保湿ケアとは?詳しく解説します。

ペケ印 肌が乾燥しているときは化粧水をたっぷりつける!⇒×


化粧水の役割は後に使う美容液やクリームなどの浸透をよくするための整肌作用がメインです。化粧水自体には保湿効果はないと思ってください。水溶性の保湿成分を含んでいる化粧水もありますが、含有量がごく微量なので期待できません。出先で乾燥が気になったときにミストタイプの化粧水を使っている人も思いますが、むしろ乾燥の原因になるのでやめたほうがいいです。

ペケ印 化粧水はシートマスクを使ってじっくり浸透させる!⇒×


有効成分を浸透させる美容液代わりのシートマスクであればいいんですが、化粧水をたっぷり浸透させる目的でシートマスクを使うというのであればNGです。すでに説明したように肌をたっぷり濡らすことになるので、 角質細胞が膨張してふやけてしまい、乾燥する際に余計に肌の水分が奪われてしまうからです。規定時間を守って使わないとシートマスクはむしろ乾燥を促進するアイテムなので気をつけてください。

ペケ印 とろみのある化粧水を使っているので潤っている感はあります!⇒×


ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分の場合、濃度が高いとある程度の粘り気がでてきますが、それでも限界があります。基本的にとろみや粘り気のあるテクスチャーは増粘剤という粘り気を加える成分に調整されていることがほとんどなので、保湿力とは全く関係ないです。 とろみがあったり、重く粘り気があると何となく保湿力もありそうだし、成分の濃度も高そうということで、使っていて潤っているような気がしてしまうんですが、感触だけであって本当に保湿されているかというのは別問題です。

ペケ印 お風呂から上がったらすぐ保湿してます。⇒▲


お風呂上がりは火照った体から水分が気化するので、肌が一番乾燥します。だから、お風呂上りにすぐ保湿するというのは正しいです。ただ、お風呂から出た後は、肌がうるおっているからそれを無駄にしないように素早く保湿するというのはちょっと意味をはき違えています。また、お風呂場は湿度が高いので肌がしっとりしますが、保湿されているわけではないので注意。

保湿成分を補って、肌自らの潤う力を引き出すことが大事!

繰り返しになりますが、保湿ケアをするうえで、頭にいれておかないといけないことは、乾燥肌というのは、水分が不足している状態のことではなくて、角質層内に水分を留めておく保水力が低下してしまっている肌状態だということです。


穴の空いたバケツにいくら水を入れてもムダなように、水分保持力のない肌に水分を与えたところで、それを留めておくことができないので、すべて蒸発してしまいます。水分補給は乾燥肌に役立つどころか、ほとんどは無駄になってしまううえ、角質層をふやけさせる過剰保湿の状態を生み出してしまうので、逆効果になることもあるわけです。


肌をうるおいで満たし、乾燥肌を克服するためには、肌みずからが保湿成分を産生し、角層内に水分を蓄えておける状態に肌環境を整えないといけません。そのため、毎日のスキンケアで、やるべきことは何かというと、肌の水分保持力を高めてくれる保湿成分を補うことになります。


「水分補給=保湿」というこれまでの考えを捨てて、セラミドやヒアルロン酸などの肌の保水力を高めてくれる保湿成分を肌に補うこと、肌内部の保湿物質の産生を促すことが本当に効果のある保湿になります。

≪「化粧水=保湿」という常識は捨てたほうがいい理由≫
乾燥肌は水分を補給すればいいと思っていませんか?保水力が落ちている肌に水分を補給しても焼け石に水です。まずは本当に正しい保湿とは何なのか?勉強しましょう。
≪肌の水分保持力を高めるためにすべきこと≫
肌の水分保持力を高めて、乾燥肌を克服し、バリア機能を改善するためには具体的にどんなスキンケアを心がければいいのかを詳しく紹介します。
≪保湿成分の種類と保湿力について≫
保湿クリームに含まれている保湿成分の違いがそのまま保湿力の差にもなります。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸etc...たくさんある保湿成分の働きと実力を解説します。
≪その乾燥肌、ひょっとしてアトピーかも!?≫
眠れないほどかゆいとか、掻くと肌がジュクジュクになる、目のまわりが特にかさつくといった症状がある場合、アトピー性皮膚炎の可能性があります。大人になって発症するケースが最近増えています。

「保湿を頑張っているのに肌が乾燥する!」「うるおいがキープできない!」そんなあなたは根本的に保湿を間違っている可能性大です。もし、保湿ケアを水分補給することだと思っているなら、いますぐその考えを改めたほうがいいです。乾燥肌に化粧水で水分補給をしてもムダだからです。